ニュースリリース

2007年09月28日
大鵬薬品工業株式会社

大鵬薬品工業(株)第45期決算報告

平成19年9月27日、大鵬薬品工業株式会社(社長:宇佐美 通)は、第45期株主総会を終了いたしました。第45期の決算(連結)は抗悪性腫瘍剤「ティーエスワンカプセル」などの伸長により、売上高1,329億円(前期比6.5%増)、経常利益387億円(前期比41.1%増)当期純利益245億円(43.4%増)と増収増益で終了いたしました。利益面につきましては、ティーエスワンカプセルのサノフィ・アベンティス社(仏)導出による契約一時金を、営業外収益として計上したことが大きく貢献しています。なお研究開発費は274億円(前期比3.2%減)でした。 第45期決算内容につきまして、下記の通りお知らせいたします。

※第45期(2006年7月1日~2007年6月30日)

2007年6月期連結決算

売上高 1,329億 91百万 (前期比 6.5 %増)
営業利益 295億 1百万 (前期比 11.7 %増)
経常利益 387億 97百万 (前期比 41.1 %増)
当期純利益 245億 11百万 (前期比 43.4 %増)

2007年6月期単体決算

売上高 1,317億 39百万 (前期比 6.6%増)
営業利益 288億 31百万 (前期比 11.7%増)
経常利益 380億 99百万 (前期比 41.7%増)
当期純利益 240億 74百万 (前期比 43.8%増)

各事業部別

医薬事業部

1,006億円(前期比 4.4%増)

がん関連領域では「ティーエスワンカプセル」が、膵がんの効能追加もあり当期も順調に推移、還元型葉酸製剤「ユーゼル錠」も前期に引き続き業績に大きく寄与しました。がん関連以外の領域では、尿失禁・頻尿治療剤「バップフォー錠」、アレルギー性疾患治療剤「アイピーディ」は薬価改正、また他社品との競争激化により伸び悩みましたが、H2受容体拮抗剤「プロテカジン錠」は伸長しました。

ヘルスケア事業部

154億円(前期比1.1%増)

主力品「チオビタ」ブランドが微減となりましたが、生薬配合剤「ソルマック」ブランドは伸長、外用鎮痛消炎薬「ゼノール」ブランドは「ゼノールエクサム液ゲル」の新発売もあり6億円の売上となりました。

国際事業部

156億円(前期比 30.9%増)

米国のワイス社へ抗生物質原薬「タゾバクタム」を導出しています。これを主原料とした注射用抗生物質製剤「タゾシン」が、世界での売り上げ1,200億円に達し、注射用抗生物質製剤として全世界でNO.1の地位を維持し、「タゾバクタム」の輸出量も前期比50%アップとなりました。また、抗悪性腫瘍剤「ティーエスワンカプセル」の海外展開も順調に推移しています。

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