ニュースリリース

2010年03月12日
大鵬薬品工業株式会社

『H2受容体拮抗薬「プロテカジン®」』逆流性食道炎の適応が追加承認

大鵬薬品工業株式会社(本社:東京、社長:宇佐美 通)は、平成22年3月12日、H2受容体拮抗薬「プロテカジン®錠5・プロテカジン®錠10」について「逆流性食道炎」の効能・効果を取得しましたのでお知らせします。

近年、国内においても逆流性食道炎の頻度が増加しつつあり、その現状をふまえ、従来の効能・効果に加え、新たに「逆流性食道炎」の適応追加を目指し、国内で第Ⅲ相比較臨床試験を進めてまいりました。その結果、逆流性食道炎において、国内で初めて、H2受容体拮抗薬のプラセボに対する優越性が検証でき、「逆流性食道炎」の適応を取得することができました。

「プロテカジン®錠5・プロテカジン®錠10」は、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、急性胃炎、慢性胃炎の急性増悪期及び麻酔前投薬に対して有用性が確認され、2000年1月に製造承認を取得致しました。承認後は使用成績調査を実施、2009年3月30日付けで再審査結果が通知されました。
今後、プロテカジン®錠は逆流性食道炎におきましても、新たな治療の選択肢になるものと期待しています。

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