よくあるご質問

Q1.扁鵲の用法は、食間になっていますが、食間とはいつですか?
A1.食間とは、食事と食事の中間という意味で、食後2時間後くらいをいいます。
Q2.扁鵲は一言で言うと、どんな薬ですか?
A2.扁鵲は、新陳代謝を活発にし、体内に溜まった余分なものを体外に出す生薬製剤です。
扁鵲は11種類の生薬が調和して、脂肪過多症を改善します。
Q3.扁鵲は脂肪減少に効果がありますか?
A3.脂肪過多による肥満の方(BMI 25以上)であれば、脂肪を減らすことに効果が期待できます。
未病システム学会のデータでは、8週間の扁鵲服用で肥満の方のBMIや体脂肪率、内臓脂肪等に効果が認められています。
和田高士:九味半夏湯加減方の肥満改善の有効性 ⽇本未病システム学会雑誌 別冊11(1):135-137.2005
Q4.扁鵲を服用するとお通じが良くなるのですか?
A4.服用された方の中にはお通じがよくなったという人もいます。
これは瀉下作用のある大黄が含まれているためと考えられます。
補足
服用者によっては、軟便になったり、下痢したりする場合がありますので、添付文書「使用上の注意」をご参照ください。
Q5.効果が出るのは、早い人では飲み始めてどれくらいでしょうか?
A5.個人差や食事療法、運動療法などの養生にもよりますが、早い人では1週間~10日くらいで、効果が出始めたという報告もあります。便や尿がよく出る、体が軽くなるなどの自覚症状では、早期に実感された方もいます。
Q6.効果を感じた場合には、どんな自覚症状が現れますか?
A6.人により様々です。
便通がよくなったと感じる人もいれば、尿量が増えたと感じる人もいます。また、体重は変化しないけれども体が軽くなったと感じる人もいます。これは、扁鵲の効果として新陳代謝が高まったことによるものと考えられます。しかし、自覚症状がない場合もあります。
Q7.効果が確認されて服用を中止した場合、元に戻ってしまいますか?
A7.状態を維持するためには、改善後すぐに服用を止めずに、体調をみながら徐々に減らすようにするほうが良いでしょう。
Q8.副作用が発現した場合の対応と消失する期間について教えてください。
A8.副作用が出た場合は、直ちに服用を中止し、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
なお、副作用における消失期間の調査は、行っておりません。
Q9.飲み合わせで注意が必要な場合はありますか?
A9.併用禁忌の薬剤はありません。
但し、瀉下作用のある「大黄」や、偽アルドステロン症の原因となる「甘草」が処方されていますので、他の瀉下薬(下剤)との併用は、医師、薬剤師又は登録販売者にご相談ください。
補足
扁鵲に含まれている大黄・甘草は、1日常用量の約10分の1ですが、胃腸の弱い人や血圧の高い人には注意が必要です。
Q10.内臓脂肪型肥満はX線CT検査により100㎠以上と判定されていますが、皮下脂肪型肥満には基準はありますか?
A10.BMIが25以上で、
スクリーニング検査で、内臓脂肪面積100㎠未満が皮下脂肪型肥満の基準です。
東京慈恵医科大学健康医学センターセンター長 和田高士先生
Q11.扁鵲は何カロリーですか?
A11.1回服用量(2g)のカロリーは、8.0 kcal です。
(建林松鶴堂資料より)
補足
上記カロリー値につきましては、医薬品としての原料である生薬が天然物であるため、多少の差異が生じることがあります。
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