副作用について その他の副作用
その他の副作用
自分で分かる副作用
食欲不振
- あらわれる頻度
- 約3人に1人
(重い症状は約20人に1人)
ジェセリの治療中に食欲が一時的に低下することがあります。
食事や水分がとれなくなると脱水状態になりやすいので、注意が必要です。
〈対策〉
- 水分をとるようにする
- 食べられるものや好きなものを少しずつ食べる
- 食べやすく栄養があるもの(スープ、茶わん蒸しなど)、タンパク質が豊富なもの(豆腐、卵豆腐、ヨーグルトなど)を食べる
吐き気
- あらわれる頻度
- 約3人に1人
(重い症状は約50人に1人)
嘔吐
- あらわれる頻度
- 約10人に1人
ジェセリの治療中に胃がムカムカしたり、吐いてしまうことがあります。
嘔吐が続くと脱水状態になりやすいので、注意が必要です。
〈対策〉
- においのする料理(揚げ物、煮物、煮魚など)は避ける
- 熱い料理は冷ましてから食べる
- 食事はゆっくり時間をかけて、食べられるのものを少しずつ食べる
- 身体をしめつける衣服や、においの強いもの(花や香水など)は避ける
- 吐き気があらわれた場合は、事前に処方された吐き気止めを医師の指示通りに服用する
吐き気止めを飲んでも効かない場合は、担当の医師や看護師、薬剤師に相談してください。
症状が強いまたは長く続いて、食事がとれない場合は一旦服用をやめて、すぐに担当の医師や看護師、薬剤師に連絡しましょう。
味覚の変化
- あらわれる頻度
- 約10人に1人
ジェセリの治療中に、食べ物の味がしない、味を感じにくい、変な味がすることがあります。
〈対策〉
- 無理に食べようとはせず、食べられるものを食べる
倦怠感(だるさ)
- あらわれる頻度
- 約5人に1人
(重い症状は約100人に1人)
ジェセリの治療中に、だるさや疲れやすさを感じることがあります。
〈対策〉
- 疲れたときは無理をせず、横になって休む
- リラックスできる方法を見つけて、気分転換する
つらい場合は、遠慮せず担当の医師や看護師、薬剤師に伝えましょう。
検査で分かる副作用
腎機能障害
- あらわれる頻度
- 約10人に1人
(重い症状は約50人に1人)
ジェセリの治療中に腎臓の機能が低下することがあります。
重症になると尿の量が減り、腎不全になる可能性があります。
〈対策〉
- 定期的に尿検査や血液検査などを行う
血中クレアチニン増加
- あらわれる頻度
- 約3人に1人
ジェセリの治療中にみられる副作用として、血中クレアチニン増加があります。
重症でなければ自覚症状は特になく、血液検査で分かる副作用です。
〈対策〉
- 定期的に血液検査を行う
その他、気になることがある場合は、担当の医師や看護師、薬剤師に伝えましょう。