胆道がんについて 胆道がんの薬物治療について

薬物治療の流れ

切除不能な胆道がんの主な治療法は薬物療法です

  • 胆道がんの治療は可能な限り手術による切除を行いますが、切除不能な胆道がんである場合は薬物療法が主な治療法になります。
切除不能な胆道がんとは? 手術できない状態 遠隔転移がある状態など 切除不能な胆道がんとは? 手術できない状態 遠隔転移がある状態など
  • 切除不能な胆道がんの診断後、初めて受ける治療を1次治療、その次に受ける治療を2次治療といいます。いずれの治療も、効果がみられるうちはできる限り治療を続けます。
切除不能な胆道がんの薬物療法

薬物治療

胆道がんの薬物治療で使用される薬剤には、細胞傷害性抗がん薬、分子標的薬、免疫チェックポイント阻害薬があります

細胞傷害性抗がん薬
分子標的薬

各遺伝子の異常が認められた場合に適応
FGFR : 線維芽細胞増殖因子受容体
NTRK : 神経栄養因子チロシンキナーゼ受容体

免疫チェックポイント阻害薬

ペムブロリズマブ: ゲムシタビンおよびシスプラチンと併用または高頻度マイクロサテライト不安定性、高い腫瘍遺伝子変異量を有する場合に適応 デュルバルマブ:ゲムシタビンおよびシスプラチンと併用