吐き気とは、吐くまでに至らない気持ちの悪い状態のことです。健康な人にも病気の人にも、吐き気は起きるものです。 「食べすぎ」「飲みすぎ」「ストレス」「乗り物酔い」などは、日常生活で起きる代表例です。一方「病気」「薬の副作用」などが原因の場合もあるので注意が必要です。また吐くことは、「おう吐」ともいいます。
胃炎などの内臓の炎症、脳内の出血、自律神経失調症などが原因になることもあります。もし吐き気の原因が思いあたらない場合は、上記のような病気の可能性がありますので、速やかに病院で診察を受けてください。
副作用で吐き気が起きる薬があります。その代表例は、抗がん剤です。吐き気を抑える治療も進歩していますので、抗がん剤治療中に吐き気が出た時は、がまんせずに病院スタッフに相談しましょう。