吐いたもので喉をつまらせることがあります。吐く時はつらくても上半身を起こしましょう。からだを起こすのが無理な場合には、顔を横に向けるだけでもよいです。
吐いたもののにおいが、再び吐き気を誘うことがあります。冷たい水でうがいをしたり、氷やキャンディーなどを口に含むとよいでしょう。
姿勢は右を下にして横向きにし、全身の緊張をほぐすために膝を深く曲げたり、意識的にゆったりと腹式呼吸などをして、気分を楽にしましょう。また、頭を冷やしたり、胃を安静にするためにおなかに氷のうなどを置いたり、軽く目を閉じたりして静かにしていましょう。
吐き気がおさまったら、水分を補給してください。スポーツドリンクはミネラルも入っているのでおすすめです。
吐いた後の1~2時間は、食事を控えましょう。食べ始めは冷たく、においの少ないものを選んでください。
[例]ゼリー、シャーベット、アイスクリーム、ヨーグルト、スープなど