自分でわかる副作用
吐き気・嘔吐
お薬の影響で、むかむかしたり、場合によっては吐いてしまうことがあります。
すぐに担当の医師に連絡しましょう!
- 吐き気・嘔吐が強いまたは長く続くため、食事や水分がとれない
日常生活の注意
- からだをしめつける衣服はさけましょう
- 花や香水など、においの強いものはさけましょう
吐き気・嘔吐が起きたときは
- 安静にし、横向きに寝て、からだを内側に曲げると良いでしょう
また、冷たい水でうがいをしたり、氷やキャンディーなどを口に含むと良いでしょう - 好きな音楽を聴いたり、テレビを見たり、ゆっくりと腹式呼吸をすると吐き気が楽になることがあります
食事の工夫
- においのする料理はさけましょう(揚げ物、煮物、煮魚など)
- 熱いものは冷ました方がにおいが気になりません
- 食事はゆっくり時間をかけ、少量ずつ食べられるものをとりましょう
- 食べやすい食品をとりましょう(ゼリー、果物、冷ましたスープなど)
食欲不振
お薬の影響を受けて、食欲が一時的に低下することがあります。食事や水分がとれなくなると脱水症状になりやすいので、注意が必要です。
すぐに担当の医師に連絡しましょう!
- 食欲不振が長く続き、食事や水分がとれない
日常生活の注意
- 食べられるもの、好きなものを少しずつでも食べましょう
- 水分をとるようにしましょう
食事の工夫
- 食べやすく、栄養のとりやすいものをとりましょう(スープ、茶わんむし、バニラアイスクリームなど)
- ミネラルバランスのとれたスポーツドリンクなどでミネラルの不足を補給しましょう
- 食べやすく、たんぱく質が豊富なものをとりましょう(豆腐、卵豆腐、ヨーグルトなど)
倦怠感(だるさ)
お薬の影響を受けて、だるさや疲れやすさを感じることがあります。
日常生活の注意
- 1日のなかでやりたい活動を決め、無理をしないで自分でできるペースで行いましょう
- 活動は1日のうち一番からだが楽な時間帯や、活力があると感じられる時間帯に行いましょう
- 睡眠をしっかりとりましょう
- できるだけ水分や十分な栄養をとるように心がけましょう(「食欲不振」参照)
- 担当の医師と相談して、適度な運動をしましょう
- 家事などで疲れた場合は、無理をせず、横になって休みましょう
- 自分がリラックスできる方法を見つけて、気分転換しましょう
便 秘
お薬の影響を受けて、お通じが不調になることがあります。
日常生活の注意
- 規則正しい生活を送りましょう
- 定期的に適度な運動を行いましょう
- 便意がなくても毎日決まった時間にトイレに行きましょう
食事の工夫
- 食物繊維を多く含むものを積極的にとりましょう(緑黄色野菜、ごぼう、さつまいも)
- 水や牛乳など水分を多めにとりましょう
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