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悪性軟部腫瘍(あくせいなんぶしゅよう)とは
軟部組織とは、肺や肝臓などの臓器や、骨、皮膚を除いた部分のことをいい、筋肉、結合組織(腱)、脂肪、血管、リンパ管、関節、神経などが該当します。これらの組織に発生したがんを悪性軟部腫瘍と呼びます。
悪性軟部腫瘍は、手足、
体幹(胴体)、頭頸部などからだの色々な部位に発生します。痛みのない大きな腫れやしこりができることが多いのですが、痛みを伴う場合もあります。
この腫瘍は稀な病気ですが、30種類以上の種類(組織型)に分類され、主な組織型として脂肪肉腫、平滑筋肉腫、未分化多形性肉腫などがあります。また、幼児から高齢者まで幅広い年齢層で発症しますが、特に50歳代以上の人に多い傾向があります。
悪性軟部腫瘍の治療法
悪性軟部腫瘍の治療には、手術、薬物療法および放射線療法などがあります。悪性軟部腫瘍の組織型、進行度、からだの状態によって、これらを組み合わせたり、あるいは単独で治療を行います。
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