肩こりコリゴリ豆知識ノート

肩こりに効くツボを刺激しよう

長時間同じ姿勢が続いたり、緊張することが原因で肩こりや頭痛が起こってしまった時は手軽にできるツボ押しで、血液の流れを促進しましょう。

  • 合谷(ごうこく)
    合谷は手の甲の側、親指と人差し指の骨が交わる手前、人差し指側にあります。
    肩こりや身体全体の調子を整える万能ツボです。
    反対の手の親指で、ちょっと痛みを感じるくらいの強さで押しましょう。
  • 手三里(てさんり)
    ひじを曲げたときにできる、ひじの横皺から指二本分の位置にあるのが三里のツボです。肩こりに効く代表的なツボです。

私たちの身体には沢山のツボがあり、肩こりや腰痛など、それぞれの症状に効果のあるツボが異なります。湿布薬にも用途に応じて様々な種類がありますのでそれぞれの特徴や効果を把握し、自分の症状や用途に合ったものを選びましょう。

お風呂で肩こりを解消しよう

仕事中、パソコン作業などで長時間同じ姿勢を強いられていることはありませんか?同じ姿勢を続けていると、肩の筋肉が緊張して硬くなり、血行不良となる結果、肩こりになりやすい身体になってしまいます。その日のうちにお風呂にゆっくり入り、からだを温めて血行改善をしましょう。

  • 脱衣場とお風呂の気温差をなくす
  • 血栓予防のため入浴前にコップ1杯の水を飲む
  • 40度以下のややぬるめのお湯をはった湯船にゆっくりつかる

という方法が効果的です。更に、つかりながら首を左右・前後に倒し、ゆっくり回すなど、ストレッチをすることで疲れがとれやすくなります。

お風呂で温まった後のストレッチは血行改善に効果的です。それでも症状がつらいときは透明でべたつかないチックタイプ等であれば、塗ったあともさらっとしていてすぐに服を着ることができるので、お風呂あがりの使用にも良いでしょう。

ストレス耐性を高めよう

最近ではストレスが原因で肩や首がこってしまうというケースも少なくありません。よく、借金で首が回らないという言い方をしますが、この言葉はまさにストレスで首の凝りがひどくなってしまった状態をさしています。

日頃から自分にとってのストレス解消方法を知っておくことが大切です。時々、第三者の視点に立って自分自身を見つめ、「最近がんばってるな」「今日は大変だったね」と客観的に捉え、励ましてあげることが効果的です。

疲れを取るためのリラックス時は、香りも大切な要素となります。アロマオイルや入浴剤をその日の気分で選ぶように、湿布薬を使用する時にも、無臭タイプやフローラルな香り付きタイプなど、好みや状況にあったものを使用しましょう。

緊張状態に注意しよう

新しい学校や会社に入る時や、大事なプレゼンテーションの前などで緊張状態の時は、身体が硬く疲れやすい状態となり、肩こりにもなりやすいのです。

こういった環境になる時は、運動による気分転換も大切ですが、過去の楽しかった瞬間や幸せな時間、成功体験を思い出し、緊張状態から抜け出す方法を身につけておくと良いでしょう。