専門人財育成

若手のうちから大きな業務を任せられる、というのが大鵬薬品の特徴のひとつ。
これを支える各本部での専門人財育成プログラムをご紹介します。

医薬本部

個々のMRが高度な専門性を発揮しやすい「領域別MR制」への移行

2020年以降、新型コロナウイルス(COVID-19)をきっかけに医薬品のプロモーション環境は変革期を迎え、デジタル・プロモーションの割合が大きく増加しました。その中で、医師をはじめとする医療関係者がMRとの面談に割く時間・回数は減少し、その流れは2024年以降の「医師働き方改革」施行によりさらに加速するものと思われます。
 一方で「人」を介したコミュニケーションの意義が減少したわけではなく、MRが医療関係者を訪問し、面談・対話を通じて潜在的な問題点や課題を発見する力や、医療関係者・患者さんに寄り添い共感する力が今後さらに問われていくことになると予想します。
 そのためには、一回の面談で医療関係者のニーズを満たすだけの圧倒的な専門知識と対話スキルが不可欠であり、大鵬薬品では個々のMRがより専門性を発揮しやすい「領域別MR制」への移行を予定しております。

【領域別MR制への移行】(イメージ)

領域専門MR育成に向けた教育プログラム

「領域制」を導入しただけで高度な知識を持つMRが生まれるわけではなく、大鵬薬品では専門MR育成に向けて様々な教育プログラムを実施していく予定です。集合研修(オンライン研修)による基礎/最新知識の習得をはじめ、所課単位・小グループ単位で開催される「振り返り研修」「ワークショップ」「論文抄読会」等により、まずはベースとなる知識レベルを高めていきます。  
 併せて定期的な外部アセスメントを挟むことで個々の学習深達度の評価を行い、選抜者に対しては外部業者による対話スキル向上プログラムや国内外の医学薬学関連学会への参加機会も設けていきます。これらを適切に組み合わせることで、「オンコロジー領域におけるNo.1 MR」の育成を目指していきたいと考えています。

【高度な専門知識を持つMR育成に向けて】