- 2008年09月29日
- 大鵬薬品工業株式会社
大鵬薬品工業株式会社 第46期決算報告
大鵬薬品工業株式会社(本社:東京 社長:宇佐美 通)は、平成20年9月26日 第46期株主総会を終了いたしました。第46期の決算は、売上高1,284億円(前期比2.5%減)、当期純利益151億円(前期比36.9%減)と減収減益で終了いたしました。特に利益の減少につきましては、前期に「ティーエスワンカプセル」の海外導出に伴う契約一時金を、営業外収益として計上したことが大きく影響しています。なお研究開発費は279億円(前期比1.8%増)でした。
第46期決算内容につきまして、下記の通りお知らせいたします。
※ 第46期(2007年7月1日~2008年6月30日)
2008年6月期(単体)
売上高 | 1,284億 78百万 | (前期比 2.5%減) |
---|---|---|
営業利益 | 230億 72百万 | (前期比 21.8%減) |
経常利益 | 241億 15百万 | (前期比 36.7%減) |
当期純利益 | 151億 83百万 | (前期比 36.9%減) |
各事業部別
●医薬事業部
986億円 (前期比2.0%減)
事業部全体の売上はこれまで順調に推移してきましたが、今期は若干の前期比マイナスとなりました。がん関連領域では抗悪性腫瘍剤「ティーエスワンカプセル」、還元型葉酸製剤「ユーゼル錠」が、当期も順調に推移しました。がん関連以外の領域では、尿失禁・頻尿治療剤「バップフォー錠」が競争激化により苦戦を強いられました。H2受容体拮抗剤「プロテカジン錠」は伸長しました。
●ヘルスケア事業部
171億円 (前期比11.4%増)
主力品「チオビタ」ブランドが新しいCM制作など、宣伝と営業活動を一体化させた販売戦略により大きく売上を伸ばすことができました。また、当期に発売した脂肪過多症に効果的に働く特長をもつ生薬製剤「扁鵲(へんせき)」は、生活者のニーズに合った商品となり売上に貢献しました。
●国際事業部
126億円 (前期比19.1%減)
米国のワイス社へ導出している抗生物質原薬「タゾバクタム」は、これを主原料とした注射用抗生物質製剤「タゾシン」が、この分野での市場占拠率NO.1の地位を維持し売り上げ11億ドルを突破、輸出量は伸長しましたが、輸出価格値下げの影響を受け輸出金額は減少となりました。
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