- 2009年12月18日
- 大鵬薬品工業株式会社
尿失禁・頻尿治療剤 「バップフォー®」過活動膀胱における尿意切迫感、頻尿及び切迫性尿失禁の適応追加承認を取得
大鵬薬品工業株式会社(本社:東京、社長:宇佐美 通)は、平成21年12月18日、尿失禁・頻尿治療剤 「バップフォー®錠10・バップフォー®錠20・バップフォー®細粒2%」について「過活動膀胱における尿意切迫感、頻尿及び切迫性尿失禁」の効能・効果を取得しましたのでお知らせします。
「バップフォー®錠10・バップフォー®錠20」は、1993年4月、神経因性膀胱、神経性頻尿、不安定膀胱、膀胱刺激状態(慢性膀胱炎、慢性前立腺炎)における尿失禁、頻尿に対して優れた有用性が認められ承認されました。承認後は使用成績調査等を実施、2003年3月には再審査結果が通知されました。2006年2月には細粒剤の剤型追加が承認され、患者さんの状態に応じた剤型の選択も可能となり、より治療の幅が拡がりました。
近年、「過活動膀胱」の新しい概念が広く浸透して来ている現状を踏まえ、また医療現場からの強い要望もあり、今回、従来の効能・効果に加え、新たに「過活動膀胱における尿意切迫感、頻尿及び切迫性尿失禁」の効能・効果を取得しました。この結果、「バップフォー®錠10・バップフォー®錠20・バップフォー®細粒2%」の適応範囲はより広くなり、今後、さらに多くの患者さんや医療関係者のニーズに合った治療が可能になるものと期待しています。
今後とも医薬品適正使用の推進を通じて、尿失禁・頻尿の治療に一層の貢献をしてまいります。
製品名 | バップフォー®錠10・バップフォー®錠20・バップフォー®細粒2% |
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一般名 | プロピベリン塩酸塩 |
成分・含量 | バップフォー®錠10 (1錠中プロピベリン塩酸塩10mg含有) バップフォー®錠20 (1錠中プロピベリン塩酸塩20mg含有) バップフォー®細粒2% (1g中プロピベリン塩酸塩20mg含有) |
用法・用量 | 通常成人にはプロピベリン塩酸塩として20mgを1日1回食後経口投与する。 年齢、症状により適宜増減するが、効果不十分の場合には、20 mgを1日2回まで増量できる。 |
効能・効果 | ・下記疾患又は状態における頻尿、尿失禁 (神経因性膀胱、神経性頻尿、不安定膀胱、膀胱刺激状態(慢性膀胱炎、慢性前立腺炎) ・過活動膀胱における尿意切迫感、頻尿及び切迫性尿失禁 |
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