ニュースリリース

2012年04月11日
大鵬薬品工業株式会社

香港におけるティーエスワン®の販売承認取得について

大鵬薬品工業株式会社(本社:東京、社長:小林 将之)は、2012年4月3日、DKSH(本社:スイス・チューリッヒ、社長兼CEO:ヨルグ・ヴォレ)が香港において大鵬薬品工業株式会社が創製した抗悪性腫瘍剤「ティーエスワン®カプセル (以下、「本剤」)」の販売承認を取得いたしましたことをお知らせします。

香港では「胃癌の術後補助化学療法」を適応症として承認を受け、提携先であるDKSHのTS-ONE専従チームが「TS-ONE®」の製品名で販売を開始する予定です。

本剤は経口抗がん剤として日本では1999年より発売開始され、これまでに胃癌、頭頸部癌、結腸・直腸癌、非小細胞肺癌、手術不能又は再発乳癌、膵癌、胆道癌に対して幅広い施設で多くの臨床実績をあげ多くの患者さんの延命に寄与しております。特に胃がんでは、標準的治療薬として確立されています。現在アジアでは、日本、韓国、中国、シンガポール、台湾において販売を行っています。

DKSHグループについて

DKSHグループは本社をスイス、チューリッヒに構え、アジアを中心としたマーケットエクスパンションサービスの大手プロバイダーです。この「マーケットエクスパンションサービス」によってDKSHは顧客企業やブランドの、新市場や既存市場におけるビジネス拡大を支援します。世界35カ国に650のビジネス拠点を有し、そのうち630拠点をアジアで展開しており、2万4,000人の専門知識を備えた社員を擁しています。2011年のグループ売上高は73億スイスフランを達成し、売上高および従業員数でスイスの上位企業20社の一つにランクされています。DKSHのヘルスケア事業部門は、医療用医薬品、一般用医薬品、コンシューマー・ヘルスケア、医療機器の企業にマーケットエクスパンションサービスを提供しています。製品登録、輸入、製造、マーケティング、セールス、物流、アフターセールスまで、包括的なサービスを揃えています。ヘルスケア事業部門単体で150の事務所、8,000人の社員が勤務し、2011年度の売上高は29億スイスフランを記録しました。

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