研究

世界の患者さんのために基礎研究を推進して
独創的な新薬候補化合物を創製する

大鵬薬品では、がん、免疫関連疾患の重点領域において、優れた薬効を示し、かつ安全性の高い自社オリジナルの新薬候補化合物の創製に挑戦しています。グローバルな視点から分析した医療ニーズに基づいて、化学、生物、インフォマティクス、分子設計、薬物動態、安全性、天然物など、各専門分野の知識や経験を有する研究員が連携を図りながら、その力を融合させて創薬研究を進めています。また、創薬基盤技術の整備拡充にも積極的に取り組むとともに、自社技術を補完するために国内外の外部研究施設との連携を推進して創薬活動を加速しています。国際的エキスパートとのディスカッションも実施しており、これら外部との連携を通して、研究の質の向上や国際的な感覚を持つ「人財」の育成にも積極的に取り組んでいます。

アンメット・メディカル・ニーズの克服に挑む創薬拠点

大鵬薬品の研究部門は、約300に及ぶ研究機関・企業が集まる日本最大の学園都市である茨城県つくば市に所在し、シーズ探索から前臨床試験に入る候補化合物の絞り込みまでのプロセスを遂行する、大鵬薬品の未来を担う創薬の拠点です。コミュニケーションがとりやすいよう設計された居室、日本百名山の一つである名峰「筑波山」を正面に望む、明るく開放的な吹き抜けのカフェテリア、グラウンドやテニスコート、事業所内保育所など充実した設備や施設を備え、研究員がワーク・ライフ・ラーニング・バランスを大切にしながら能力を発揮できる職場づくりに力を入れています。充実した研究環境のもと、200名を超える研究員たちが世界のアンメット・メディカル・ニーズを充足する大鵬薬品オリジナルの新薬を世に出すべく、日々研究に取り組んでいます。


毎月開催する報告会では、各研究テーマの担当者が研究の進捗状況について報告。活発な質疑応答が交わされます。

高さ18mの吹き抜け天井がある広々とした社員食堂からは筑波山を望むことができます。

春には桜の大木が満開になります。

敷地内に事業所内保育所を完備し、子育てしながら安心して働くことができる環境を整えています。

昼休みにグラウンドで体を動かしたり、卓球でリフレッシュする人たちも。