マテリアルバランス

事業活動と環境影響

事業活動に伴う主な環境影響は、電力や燃料などの各種エネルギーの消費とそれに伴うCO2排出や大気汚染物質の排出、水質汚濁物質の排出です。大鵬薬品は、これらの環境負荷の削減に取り組むとともに、適正管理に努めています。

2022年 事業活動に伴う環境負荷の全体像

INPUT(エネルギー、水、その他資材)→事業活動(研究開発、生産、物流、販売)→OUTPUT(大気への排出、水質汚濁、廃棄物)

当社の2022年度の水消費量は134,688㎥です。水消費量とは、取水後に消費して、地表水・地下水・汽水および海水・第三者が管理する水に排出されない水(再び水資源には戻らない水)の合計量のことです。

データ集計方法

集計期間 2022年1月1日から2022年12月31日までの実績データ
対象範囲 大鵬薬品工業株式会社および岡山大鵬薬品株式会社
参考ガイドラインなど 環境省「環境報告ガイドライン」(2018年版)
環境省・経済産業省「温室効果ガス排出量算定・報告マニュアルVer4.9」
経済産業省・国土交通省「ロジスティック分野におけるCO2排出量算定方法 共同ガイドラインVer3.2」
環境省「PRTR排出量等算定マニュアル第4.2版」

CO2排出量

算定対象

CO2排出量は、化石燃料の燃焼による直接排出および電気・蒸気・熱使用に伴う間接排出をScope1,2として、その他バリューチェン排出量をScope3としてしています。

CO2排出係数 CO2排出係数は、環境省・経済産業省「温室効果ガス排出量算定・報告マニュアルVer4.9」に基づいています。そのうち電力については、2022年1月から12月の電力使用量に対して、環境省が令和5年1月24日に公表した調整後排出係数を使用して算定しています。

PRTR対象物質

「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律」に基づいて届け出た物質より算出しています。